2020年3月5日、ソフトバンクが3月27日より5Gサービスの商用を開始することを発表した。
対象エリアは千葉、東京、石川、愛知、大阪、広島、福岡の主要部といまだその範囲は狭いものの、こうした地域の人の多くがソフトバンクに乗り換えるのではないかと思う。
実際に5Gサービスが始まるとどのようなビジネスが発達するのかを考えてみる。
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5Gとはなにか
5Gとは、第5世代移動通信システムのことで、「超高速化」「超多数同時接続」「超低遅延」の三点が大きな特徴です。
超高速化
こういう風に表現されると胡散臭く見えてしまいますよね(笑)
具体的になにがどう超高速になるのかというと、5Gは通信技術の進化がもたらしたものですので、名前の通り通信速度が超高速になります。
これがどのように利用されるのかというと、身近な例でいうとYouTubeやニコニコ動画のライブ配信です。
最近では8Kで映像が見れるなど、高画質化が進んでいますが、そのような高画質な映像をリアルタイムで途切れずに視聴するのは今はまだ難しいです。
それが今回5Gによって通信速度の超高速化が進めば、そのような重い作業も瞬時に行えるようになるわけですね。
容量の重いファイルなどを高速でダウンロードできるようにもなるので、ゲームのアップデートやインストールなども早く終わるようになりますね。
民間人の我々が生活する中で一番身近で分かりやすい4Gとの違いはこの超高速化でしょうね。
超多数同時接続
なんかもう超をつけたらなんでもいいみたいになってますが、これも名前の通り、色んなデバイスがあるモノに同時に多数接続できるよということですね。
最近流行りのIoTでの利用が期待されています。
IoTとは Internet of Things の略で、普段使っているエアコンや掃除機などがあらゆるデバイスと接続可能になるといったことを示しています。
従来よりもモノの管理が一元化され、便利になるということですね。
他にも、このIoTが達成されることによって、色々なものがトレードの対象になるともいわれています。
具体的には、今は株やビットコインが投資の対象になっていますが、財布や時計なども同じように価値の変動を利用して投資の対象にできるようになるといわれています。
同時に多数のデバイスが接続可能になり、それも超高速で接続できるのであれば、様々なモノの価値を瞬時に反映して株やビットコインのような取引を行うことも確かにできそうです。
超低遅延
これも宣伝文句のために無理やり一語にした感が半端ないですが、遅延がなくなるということです。
これは、自動運転車の発展に寄与することが期待されています。
具体的には、自動運転技術というのは、周りの状況(ここに壁があるとかここは曲がり角だとか)を把握してそれを機械に伝えて運転してもらうという流れでして、その情報伝達が遅延しちゃうと曲がり切れずに事故が起きたりするのです。
なので、今回の超低遅延はこの自動運転技術の発展につながるのではないかといわれています。
超高速化となにが違うんだと思った方もいるかもしれません。
JRで例えると、走る電車のスピードは同じなのに人身事故等が起こると電車が遅延して発車時刻が遅れたりしますよね。
5Gでは、走る電車のスピードが超高速化されてなおかつ遅延も起こらないよって感じです。
似たように思えて実は別物なんですね。
5Gによるクラウド革命
5Gによって一番大きく発展するのはクラウドサービスだと思います。
クラウドとは、クラウド・コンピューティングとも呼ばれ、「ユーザーがインフラやソフトウェアを持たなくても、インターネットを通じて、サービスを必要な時に必要な分だけ利用する考え方」を意味します。
具体的には、クラウドサービスを提供する会社(Googleとか)が超でかいサーバーを買って、ここに容量を保存していいよという風に、客のデバイスの容量を奪うことなくサービスを提供することです。
例えばGmailがそうですよね。自分のiPhoneの容量を減らすことなくWeb上でログインしてメールのやり取りができます。
他にもメリットがあって、公認会計士のような機密情報を扱う職業では、その情報の管理がネックになるのですが、クラウドサービスを提供するセキュリティレベルの高い会社に管理を任せる(クラウドを使う)ことによって情報セキュリティを向上させることもできます。
こんな素晴らしいクラウドサービスのデメリットとして挙げられるのは、通常のサービスに比べて重いということです。
まあ当たり前なんですけど、クラウドサービスを提供する会社のサーバーにいったん接続してその中で利用しなければいけないので、自分の携帯やらパソコンに入っているサービスに比べて速度が遅くなるのです。
しかし今回、5Gサービスの台頭によって超高速化、超低遅延が可能になるのです。
それによってクラウドサービスの重いというデメリットを解消した場合には、皆がクラウドを使う時代が来ることでしょう。
SaaS、DaaSの新時代の幕開けですね。
iPhoneのアプリなどを一切ダウンロードせずに、サブスクリプションで月額料金を払えばどんなサービスも利用できるという風になるのではないでしょうか。
まあ問題になるのは通信量ですよね、、
それだけ通信の機会が増えれば、通信制限や通信料のプランも今のままでは割に合わないということになってくると思うので、その辺の改革も行われていくのではないかと思います。

最近では任天堂もクラウドサービスを始めています。
ポケモンをクラウド上で管理できるみたいです(笑)
友達とコードつないでポケモン交換していた時代が懐かしいですね、、
おわりに
今度はクラウドの利用料について書いてみたいと思います。
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